ソレアードヨーグルトメーカーでR-1は作れるの? 固形タイプでチャレンジ!
和平フレイズのソレアードヨーグルトメーカーを我が家の2台目のヨーグルトメーカーとして迎え入れました。
1台目はアイリスオーヤマのIYM-012で、温度調整、タイマーセットができ、ヨーグルト以外にも甘酒や塩麹、天然酵母を使った調理が可能です。
2台目のソレアードヨーグルトメーカーには、ただひたすらヨーグルトを量産してもらうつもりで購入しました。ヨーグルトの中でも人気の高い明治プロビオヨーグルトR-1を量産できたらいいなと思っていました。
ソレアードヨーグルトメーカーで、ドリンクタイプのR-1からヨーグルトを作ることにはすでに成功しました。
詳しいことはこちらの記事をどうぞ。
ソレアードヨーグルトメーカーでR-1を増やそう
ソレアードの機能について
ソレアードヨーグルトメーカーは通電時45℃になります。スイッチなどは何もなく、使うときはコンセントにつなげるだけとシンプルです。
色々機能の備わったヨーグルトメーカーより値段も比較的安いので、とにかくヨーグルトだけ作りたいという方におすすめです。
R-1を作る材料を確認しよう
種ヨーグルトとして使うR-1は、今回砂糖ゼロのものを使います。飲むタイプのR-1では甘味料が入ったものを使いましたが、固まるのがじゃっかんゆるかった気がします。
固形タイプのR-1と同じくらいのしっかりした固さのあるヨーグルトを作りたいので、砂糖ゼロのほうが作りやすいと思って選びました。
使用する牛乳は成分無調整のものを使います。スーパーで158円で購入しました。
今回ヨーグルトがうまく作れれば、それを種ヨーグルトにして、これから先この牛乳代158円だけでR-1を作っていくことができます。
くり返し作っていると、菌が弱くなったり少なくなったりしてだんだん固まらなくなってきます。
だいたい3ヶ月くらいが目安で、3ヶ月経ったら新しいR-1を用意するようにしましょう。
それでも種ヨーグルトを作るたびに保存するようにすれば、毎回R-1そのものを買うより断然お得になりますね。毎日食べる方、家族が多い方はヨーグルトメーカーを利用すればかなりの節約になるので、ぜひ試してみてほしいです。
もちろん原材料、温度、保温時間は、実際に工場で作られているR-1とはちがうので、まったく同じものができるわけではありませんので、その点にはご注意を。
牛乳を温めよう
材料を混ぜる前に、使用する牛乳を40℃くらいに温めておくと発酵がスムーズにいきます。
また牛乳は20℃前後でカビや雑菌が増えやすくなるので、40℃に温めてから作業したほうが衛生的です。
電子レンジで牛乳パックごと、500wで2~4分温めます。様子を見ながら30秒ごとに向きを変えて温めると、牛乳がむらなく温まります。
電子レンジを使うのが不安という方は、ヨーグルトメーカーにセットする1~2時間前に冷蔵庫から牛乳パックを取り出しておいて、常温に戻しておきましょう。
材料を混ぜよう
まずはR-1のフタを開け、中身をスプーンでよくかき混ぜてなめらかな状態にします。
使用するスプーンは台所洗剤でよく洗い、沸騰したお湯につけて高温消毒しておきます。ヨーグルト作りでは、雑菌が混入することが一番危険です。雑菌が混入するとヨーグルトが固まりづらくなるほか、食べたときお腹をこわすおそれがあります。
念のため、手もきれいに洗ってから作業するようにしましょう。
洗った手やスプーンを布巾などで拭くと、布巾に付いている雑菌が移ることもあるので、水を切って、ちょっと濡れた状態で作業することになります。
使う牛乳は、R-1を入れたときにあふれないように、あらかじめ100mlほど別の容器に移しておきましょう(移した100mlほどの牛乳は今回使いませんで、早めに飲んでしまいましょう)。
よく混ぜたR-1を、口を全開に開けた牛乳パックの中に入れ、さらにかき混ぜ合わせます。むらがあると、ダマだらけのヨーグルトになってしまうので、しっかり混ぜましょう。混ぜるとき、手が牛乳パックの内側に当たらないように気をつけて下さい。
我が家には1台目のアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを買ったとき、柄の長いスプーンが付属品として付いていたのでそれでいつもかき混ぜています。
長いスプーンがない場合は、洗って熱湯をしっかりかけた菜箸などを使うのも一つの手です。
Amazonで牛乳パックでヨーグルトを作る用の柄の長いスプーンが取り扱われているので、混ぜるものがないという場合はぜひご利用下さい。
CASUAL PRODUCT たっぷりすくえるヨーグルトスプーン ロング 578885
※このスプーンはできあがったヨーグルトを牛乳パックからすくい出すときも重宝します。底の角のところまでキレイにヨーグルトが取れます。
R-1ヨーグルトと牛乳がよく混ざったら、ヨーグルトメーカーにセットします。
ソレアードヨーグルトメーカーの保温温度は45℃なので、8時間温めることにします(就寝時に作るので室温は15~13℃くらいです。季節に応じて時間を伸ばしたり縮めたりする必要があります)。
タイマーは付いていないので、スマホのアラーム機能を使って、できあがる時間に鳴るようにしておきます。
できあがりはどんな感じ?
8時間後、うまく固まっていますね。少し液体(乳清)が出ています。発酵しすぎるとこの乳清が出すぎて酸っぱくなってしまうので注意です。今回はぎりぎりいい感じといったところでしょうか。
とろりとしています。もう少し固いものができあがるのをイメージしていましたが、酸っぱくなってしまうとおいしく食べられなくなってしまうので、これくらいでちょうどいいかなと思います。
しっかりヨーグルトの味がします。発酵が足りないと牛乳の味が残ってしまいますが、今回はうまくいったようです。とてもクリーミーでそのままでもおいしく食べられます。
ちょうど目覚めた時間にできあがったので、NISSINのごろっとグラノーラを加えて朝食として食べました。グラノーラに2種のオリゴ糖が使われていて甘いので、砂糖を加える必要はありませんでした。グラノーラ、とてもザクザクしていて食感が楽しいです。おいしすぎてヨーグルト2杯食べてしまいました。
アイリスオーヤマと比べてでき加減は?
質にこだわるなら
我が家にはもう1台アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-012があり、すでに同じ固形タイプのR-1でヨーグルトを作りました。
『R-1をヨーグルトメーカーで量産 温度と時間を調整して増やす』
そのときと比較すると、ソレアードで作った場合、ヨーグルトが全体的にダマっぽくなっていました。器に入れてスプーンで軽く混ぜれば、ダマはなくなりますが。
アイリスオーヤマは温度調整ができるので、43℃とソレアードより2℃低めで保温時間も長めにしたので、発酵がゆっくり進んでダマになりにくかったのでしょう。
いちおうソレアードでもR-1が飲むタイプも固形タイプもできることが分かりましたが、アイリスオーヤマで作ったときよりもヨーグルトの質がじゃっかん劣るという結果になりました。
とにかくR-1が増やせればいい、ヨーグルトができればいいという方にはソレアードがおすすめですが、質にこだわるならアイリスオーヤマのIYM-012がいいと思います。両者とも牛乳パックごと作れるので魅力的ですね。
※我が家の1台目です。温度25~65℃、タイマー1~48時間内に設定可能。27℃に設定すればカスピ海ヨーグルトも作れます。また、付属品を利用すれば、ブルガリアヨーグルトなどからギリシャヨーグルトやクリームチーズも作れます。ヨーグルト以外にも甘酒や塩麹など、さまざまな調理もできます
※我が家の2台目です。とにかくヨーグルトを量産したい方向けです。
まだ迷っているなら
ヨーグルトメーカーで簡単にヨーグルトを作ることができますが、ヨーグルトはどのご家庭でも毎日食べると思うので、できれば毎日おいしいものが食べたいですよね。
ソレアードヨーグルトメーカーけっして悪くはないのですが、アイリスオーヤマの温度調整ができるヨーグルトメーカーを1台目のヨーグルトメーカーとしておすすめします。
我が家のようにヨーグルトの生産が追いつかないという場合には、2台目としてアイリスオーヤマより断然安いソレアードヨーグルトメーカーを購入するといいと思います。