R-1をヨーグルメーカーで量産 温度と時間を調整して増やす
CMでおなじみの明治プロビオヨーグルトR-1。ヨーグルトタイプのR-1と飲むヨーグルトタイプのR-1がありますが、いずれも他のヨーグルトやヨーグルトドリンクに比べて値段が少々高めですね。
できれば毎日摂取したいところですが、予算を考えると「続けられない」という方、いらっしゃると思います。
そんな方にはヨーグルトメーカーでR-1を増やす、という方法がおすすめです。
R-1ってヨーグルトメーカーで増やせるの?
R-1の乳酸菌の力
R-1は「強さひきだす乳酸菌」というキャッチフレーズで宣伝されていますが、実際にR-1に含まれる乳酸菌は、長年の明治の乳酸菌研究で選び抜かれたブルガリア菌で、風邪を引きにくくしたり、インフルエンザ予防にも効果があると期待されています。
毎日摂取することで、免疫力が向上し、花粉症の症状を和らげることができるとも言われています。
花粉症についてはかなり個人差があるので、よくなる人、よくならない人がいるようで、絶対に効果があるとは言い切れません。
R-1の乳酸菌は生きたまま腸に届くので、整腸作用があり、体を内側から守ってくれます。
ただ1回食べればいいというものではなく、毎日食べ続けることでその効果を実感できると思います。
R-1の増やし方
ヨーグルトメーカーを使い、市販の牛乳にR-1を混ぜ合わせ、ヨーグルトを増やすことができます。
ただし、R-1の製造元である明治のサイトでは、「R-1のヨーグルトを種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか」という一般の方からの質問に対し、「一般家庭でこの商品とおなじものを作るのは難しい」と回答しています。
R-1の特徴である1073R-1が作り出すEPS(多糖体)の量は、原材料や発酵状態などにより異なるためだそうです。
確かにR-1を製造する際に用いる牛乳と、一般家庭で用いる牛乳は種類や成分量がちがいますし、発酵状態も、何度で何時間やれば最適なのか、それは企業秘密というやつで、私たちには分かりません。
さらに明治では「当社で生産しているR-1をおしいくお召し上がりになることをおすすめします」という回答もしています。
勝手に家庭で量産してもらっては商品が売れなくなるので困る、とも解釈できますね。
しかしヨーグルトメーカーでR-1を増やすことが禁じられているわけではないので、挑戦するだけ挑戦してみたいと思います。
乳酸菌の力が多少劣ったとしても、R-1に限りなく近いものをヨーグルトメーカーで作っていきたいところです。
実際にR-1を増やしてみよう!
作る準備をする
今回はR-1の砂糖ゼロを種ヨーグルトとして使います。これ、スーパーで買いましたが、日によって売り切れていることがあります。
次に付属の目盛りのついたボトルに牛乳を200ml入れます。その中にR-1 ヨーグルトを1カップ入れ、よくかき混ぜます。
CASUAL PRODUCT たっぷりすくえるヨーグルトスプーン ロング 578885
- 出版社/メーカー: 青芳
- 発売日: 2017/12/18
- メディア: ホーム&キッチン
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ヨーグルトメーカーにセットしよう
R-1ヨーグルトを増やすには、温度43℃、時間は12時間にセットします。スタートボタン(切/入)を押して量産開始です。
季節に応じて時間は調整したほうがいいです。真夏は8~9時間程度、真冬は11~12時間程度、その他の時期はその中間くらいにするといいでしょう。
12時間後できているかな?
種ヨーグルトを保存する
量は100g必要ですが、少し多めに取っておくといいです。種ヨーグルの容器からヨーグルトの表面ではなく、中のほうが状態のいい菌がいるので、表面ではなく、中のほうのヨーグルトを種ヨーグルトとして使いましょう。
作ったR-1を実食
ヨーグルトメーカーで甘酒も作っているのですが、ヨーグルトと合わせて食べてもおいしいですね。ともに冷蔵庫でよく冷やしておくと、おいしさがぐっと増します(左の薄茶のほうが甘酒です。作って4日目で熟成しています)。甘酒がそのままヨーグルトを甘くするので、砂糖を加える必要はありません。
私が使用しているのはアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-012です。
温度調整、時間調整ができるので、甘酒や納豆や天然酵母なども作ることができます。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-013もおすすめです。
自動メニューボタンがあり、「プレーン」「カスピ海」「甘酒」「塩麹」「飲むヨーグルト500ml/1000ml」を選択するだけで温度や時間を設定する手間が省けます。
ヨーグルト作りまとめ
ヨーグルトを作るときはいつも、夜にセットして朝できあがってるという状態にしています。
うまくヨーグルトができているか、楽しみで朝目覚めるようになりました。
アラーム機能が付いていないので、スマホで時間を設定して、できあがったらすぐに確認できるようにしています。
ヨーグルトはすでにブルガリアヨーグルト、カスピ海ヨーグルトを作りましたが、どれも一発で成功しています。
このR-1のヨーグルトはこれから毎日食べていくつもりなので、種ヨーグルトを切らさないようにして2、3ヶ月楽しみたいです。
3ヶ月を過ぎると、菌が弱くなったり、少なくなったりするので、そのときは新しいものを買ってくる必要があります。
でも、毎回R-1を買うよりかなりの節約になるのでうれしいです。
ヨーグルト作りにあったらいいアイテム
牛乳パックのキャップがアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの付属品としてついてきますが、これは上にかぶせるだけで、ピタッと口をとめられません。
冷蔵庫でヨーグルトを保存するときはクリップなどでとめるといいと思います。
牛乳パック専用のキャップも販売されています。
ダイソーなどの100均に売っていますが、近くにダイソーがないという場合はこちらをどうぞ。